小さい畑の端-コバ-から



小高い丘の上にあるこの畑の端-コバ-から、

kobaは始まりました。



私たちの畑は、有機栽培を続けてきた

土壌ではありません。

元々長いこと化成肥料と農薬による

慣行栽培で使われていました。



お届けする方にも土にも

負荷の少ないお野菜を目指して


kobaでは”だんだんと有機” という言葉をもとに、

土をつくり変えながら皆さんにお野菜を

お届けしています。

だんだんと有機



kobaでは、化学農薬・化成肥料を使わない選択をしています。


緑肥や米ぬか、牡蠣ガラ、魚介発酵肥料、

動物性・植物性堆肥を漉き込んで

ミミズや微生物で賑わう土をつくっています。

畑の通路には、たんまり敷いた藁と

エンバクを植えて様々な生き物の暮らせる環境を。

虫除けは、防虫ネットとニンニク&

自家製唐辛子入りの天然由来のスプレーで

折り合いをつけています。

目に見えるサイズの生き物と、目に見えないサイズ

の生き物。その両方と付き合いを深めつつ、

野菜と土作りに励みます。


kobaでは、季節に合わせて

年間80品目以上のお野菜を栽培しています。


小さな畑なので季節の変わり目には、

前後のお野菜が一緒に入ることも。


そうした所に、畑ならではの旬の移ろいを

感じていただけるかと思います。





お届けするときに私たちが心掛けているのは、

ちょっぴり小さく若どれであること、

ひとつひとつが食べ切れる大きさであること。




大きすぎてどうしようもないお野菜を、しばしば

冷蔵庫の肥やしにしてしまうことがあります。


せっかく届いたものが、手に負えず

困ってしまう時はとても悲しいので


私たちは、大きすぎて切り分けて保存するお野菜は

お届けしていません。




肥したいのは冷蔵庫じゃなくて、お客さんです。




摘んできたまんま、引っこ抜いた時の味を

kobaでごはんを作るなら、まずは畑へ向かいます。



パリパリの葉を摘み、深く潜った根を引っこ抜き、

ピチピチの実を採って料理をする。

どれも目の前が畑だから出来ることです。



採れたてのお野菜は、青い香りが残っていて、

土の味がほんのりするし、包丁の音が瑞々しい。



料理をするから、ちょっと畑へ採りに行く。


この嬉しさをそっくりそのままお届けするため

kobaでは、採れるものは

発送日の朝に収穫しております。



皆さんのお手元に小さな畑が届きますように。

畑をまるごと


kobaではお野菜と共に、

オリジナルカードもお包みしています。


カードは畑そのもの。毎回同じではありません。


新しく入ったものや

ちょっぴり珍しいお野菜の紹介をする日もあれば、

今日やった作業のこと、畑全体の様子など、

リアルタイムのkobaをご報告する日もあります。


畑は静かながら、刻一刻と姿を変えていきます。

その植物が畑を出るまでの時間ごと

味わってもらえるよう

ご挨拶を綴ります。




種から声をかけ、手をかけ育てたお野菜の調子

を知るため、毎日畑の野菜をいただいています。

そんな私たちが作る

お料理メモもお野菜とご一緒に。


ご家庭にある調味料を使って10分もかからず

サックリ作れるものから、

お野菜の彩りを活かした

1日のご褒美になるような満腹お料理まで、

幅広いメニューをご提案しています。



ご注文の際は、ぜひご活用くださいませ。





お料理メモの裏面には、

kobaの私たちが畑の中で見つけた何か 


-それはお野菜のフォルムや

植物のリズミカルな風景だったり、

その日見つけた良い形の石かもしれません。-


を小さくシンプルな絵にして

お客さんにプレゼントします。


ご挨拶よりさらに何気ない畑の様子を

感じていただけたら嬉しいです。


1歳から頬張れるお野菜を



kobaのいちばんお若いお客さんは1歳の女の子。

1歳から頬張れるお野菜をお届けしております。


日々のごはんにもレジャーのお供にも、

お一人暮らしの方からご家庭の皆さんまで。


皆さんそれぞれの楽しみ方に合わせて

お付き合いさせて頂いております。



今までの積み重ねを、

無かったことには出来ませんので

”だんだんと有機” です。

ゆっくりながら、少しづつkobaの畑に。



皆さんのお口に入るまでが見えるよう、

kobaの仕事も一緒にお届けしています。

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最後まで

ご覧いただきありがとうございました。


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